フォレスターズスクール
◆体験学習法セミナー
体験学習法とは、「体験=今ここで起こっていること」に注目し、「体験を学びにつなげる」学習法です。
この学習法を知ることは、あなたの「インタープリテーション」(伝える活動) をより豊かで深いものへと進化を促してくれます。
「体験学習法」と「インタープリテーション」、両方の視点から、「伝える」ということを改めてとらえてみませんか?
【体験学習法セミナー】
対話を促し、気づきを深める「問いかけ」の力
日 程:2023年2月6日(月)13:30 ~ 8日(水)14:30 <2泊3日>
場 所: 清泉寮自然学校(公益財団法人キープ協会/山梨県北杜市高根町清里)
講 師: 垣内 芳文 <(一社)日本体験学習研究所 研究員/
Smile-Action Management ファシリテーター/中小企業診断士>
鳥屋尾 健 <(公財)キープ協会 環境教育事業部 事業部長>
受付状況: 終了
何かを「伝える」というときに、基本となることは
メッセージを相手にしっかり届け、受け取ってもらうこと。
加えて、ここで大切なことは、その人自身に「気づき」を得てもらうことです。
そして、得た「気づき」を深めて、相手に自分のものとして
持ち帰ってもらうことができたならば、そこで初めて
本当の意味で「伝えることができた」=「伝わった」
といえるのではないでしょうか。
伝わるときの肝ともいえる「気づきを深めて、自分のものにする」こと。
この過程でカギとなるのは、「問いかけ」により対話を促すことです。
問いかけることで人は考えはじめ、話しはじめ、対話が生まれ、
その対話を通して、得た気づきが深まり、自分にとって意味あるものとして、
それぞれの中に落とし込まれていくのです。
この「対話を促し、気づきを深める」ための「問いかけ」について、
私たちキープ協会が環境教育を実践する上で大切にしている考え方、
"インタープリテーション"と"体験学習法"の両方の視点から、
講義と実習を通して、学び考える3日間です。
参加者の気づきを深めて、あなたの「伝える」をより「伝わる」ものにするために、
この冬、「問いかけ」の力を磨いてみませんか?
「単なる情報の提供ではなく、直接体験や教材を通し、事物や事象の背後にある意味や関係を明らかにすることを目的とした教育活動」
(フリーマン・チルデン:『インタープリテーション入門』」より)
・環境省「環境教育の人材育成・人材認定等事業」に登録されています。
https://www.env.go.jp/policy/post_100.html
・環境省「体験の機会の場の認定」を受けています。
https://www.env.go.jp/policy/post_60.html
・インタープリテーションの基本的な考え方と技能
・体験学習法の基本的な考え方と活用法
・対話を促し、気づきを深めるための「問いかけ」や「働きかけ」について
・伝えたいことを、より深く参加者に届けたいと思っている方
・対話を促したり、気づきを深めるための「問いかけ」や
「働きかけ」ついて学びたい方
・インタープリターとしての自分の幅を広げたい方
・インタープリターや環境教育の仕事に携わっている方、
または興味がある方
・学びの場づくりに興味のある方や関わっている方
・「伝えることでこんな世の中になったらうれしい!」という思いがある方
・清里のとても美しい冬景色
・地産地消の美味しいお料理
・様々な人との出会いと繋がり
<1日目:体験学習法とインタープリテーションについて知る!>
・開講式、研修のウォーミングアップ
・実習:インタープリテーションを体験しよう!①
<自然体験プログラム>
・講義:インタープリテーションについて
・講義&実習:体験学習法について
・自己紹介、研修の目的について共有する時間
<2日目:「気づき・対話・問いかけ」を意識して伝えてみよう!>
・実習:インタープリテーションを体験しよう!②(オプション)
<朝のお散歩ガイドウォーク>
・講義:体験学習法から学ぶ「問いかけ」について
・実習・実際に伝えてみよう!インタープリテーション実習
・実習:インタープリテーション実習をふりかえる
・講義:対話を促し、気づきを深めるための「問いかけ」を考える
~体験学習法とインタープリテーション、両方の視点からみる~
・実習:インタープリテーションを体験しよう!③(オプション)
<夜のお散歩ナイトハイク>
<3日目:対話を促し気づきを深めるための「問いかけ」について考える>
・補いの講義&質疑応答
・セミナーのふりかえり&わかちあい
・閉講式
<垣内 芳文(かきうち よしふみ)>
一般社団法人日本体験学習研究所 研究員
Smile-Action Management ファシリテーター
中小企業診断士
OA機器メーカーでIT営業、経営コンサルティング会社で経営コンサルタント業に従事したのち中小企業診断士として独立。現在は組織づくりのファシリテーターとして、中小企業診断士として経営支援の現場でイキイキした組織づくりとビジネス的な成果の両面を支援している。組織支援やリーダー研修等においてもラボラトリ方式の体験学習をベースとしている、AI(Appreciative Inquiry)を組織づくりの支援に取り入れ、企業に活力と成果をもたらす職場づくりをクライアントとともに取り組んでいる。JIELでは「チームや組織づくり」に関する講座を担当し、さまざまな個人や関係性が内在する組織や集団を支援することを探求している。
体験学習に関心ある方は
JIEL Web: http://www.jiel.jp
JIEL所長のつぶやき http://jiel.jp/blog-manager/
<鳥屋尾 健(とやお たけし)>
公益財団法人キープ協会 環境教育事業部 事業部長
都留文科大学 地域社会学科 非常勤講師
山梨県立 八ヶ岳自然ふれあいセンター センター長
山梨県地球温暖化防止活動推進センター センター長
ESD-J 理事
愛知県出身。山梨県に引っ越してきた学生時代から 周囲の人の影響で、木の姿を見たり、いろいろな生き物の痕を探したりする森の楽しみ方を少しずつ覚え、森遊びが好きになる。教員経験等を経て、2000年より 子どもからシニア層まで様々な年齢層を対象とした、自然遊びや研修会、癒しのプログラム、大小イベント、国際系プログラム、田んぼの学校、事務局業務等、様々な事業の企画・運営を担当。環境省はじめ各種研修事業・人材育成の講師等 多数。人と人、人と自然をつなぐ、持続可能な地域・社会をつくる多様なレベルでの「土壌」づくりの毎日。自然という場の中で、自分も人も変化していくことが、何よりも楽しい日々。
おもな著書
共著『インタープリター・トレーニング』(ナカニシヤ出版、2014年)
日 時: | 2023年2月6日(月)13:30 ~ 8日(水)14:30<2泊3日>終了 |
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場 所: | 清泉寮自然学校(公益財団法人キープ協会/山梨県北杜市高根町清里) |
講 師: | 垣内 芳文(一般社団法人日本体験学習研究所) 鳥屋尾 健(公益財団法人キープ協会 環境教育事業部) |
対 象: | 16歳以上一般 |
定 員: | 30名(先着順) ※最少催行人数9名 |
料 金: | 45,000円(税込・2泊6食込) |
割 引: | 【学 割】学生の方:5,000円引 【早 割】1/23(月)までにお申込みの方は、3,000円引 【会員割】フレンズ・オブ・キープの会員の方:通常料金から10%引 ※割引の併用はできません。 |
後 援: | 環境省・文部科学省・林野庁・山梨県 |
主 催: | 公益財団法人キープ協会 |
備 考: | 1.ご参加に当たり、事前に「抗原検査(またはPCR検査)」での陰性確認が必要です。(市販キッド可) 2.ご宿泊は「男女別相部屋」です。なお、他の施設に宿泊する「通い参加」をご希望の方もお気軽にご相談ください。 「清泉寮での個室ご宿泊」のご案内も可能です。 ▶ 清泉寮のご宿泊について |
・体験学習法セミナー 2022/1/8~10実施
森のガイドから学ぶ 心をひらくコミュニケーション~理解しあうために~
・第60回清里インタープリターズキャンプ(体験学習法) 2017/2/8~10実施
伝わるための「伝え方」を学ぶ
本プログラムの受付は終了しました
事前資料がお手元に届いてからキャンセルされる場合は、下記のキャンセル料をいただきます。やむを得ない事情で、キャンセルされる場合には、必ずご連絡ください。
・資料が届いた日~1/29:事務手数料として1,000円
・開催1週間前(1/30)~2日前(2/4):参加費の25%
・開催前日(2/5):参加費の50%
・当日(2/6)、及び無連絡の不参加:参加費の100%
お問合わせ先
公益財団法人キープ協会 環境教育事業部キープ・フォレスターズ・スクール
〒407-0301 山梨県北杜市高根町清里3545
TEL:0551-48-3795 FAX:0551-48-3228
email:forester@keep.or.jp
担当:小野 明子(おの あきこ)