ヒマラヤの青いケシ “メコノプシス”
2024年の特別公開は、6月23日をもちまして終了いたしました。
多くの皆様のご来園、ありがとうございました。
「メコノプシス(英語名:ブルーポピー)」は、青い宝石ラピスラズリのような神秘的で鮮やかな青色の花をつける大変珍しいケシ科の植物で、世界中に多くの愛好家がいます。原産地は標高3,000m ~ 4,000mのヒマラヤ地方や中国南西部などの冷涼な高山地帯。そのため暑さに弱く、標高や気候などの条件が整わないと生育が難しいため「幻の花」とも呼ばれています。
清泉寮では、2009 年に初めて花を咲かせて以来、試行錯誤を繰り返し栽培を続けてきました。気候の温暖化等により、年々育成状況が厳しくなりつつある中、2019年からはガーデンを移設・拡張しました。
◇2024年の特別公開について
メコノプシスの特別公開を楽しみにしてくださっている多くのお客様のために、2024年の特別公開は、公開日時内の自由見学方式に変更した上で、以下の通り実施いたします。
公開日(6/23現在)
2024年6月1日(土)~ 6月23日(日)
*園地メンテナンス作業を行う火曜日を除く毎日。【6/4・11・18は休園】
*開花状況によって変更の可能性あり。適宜HPでお知らせいたします。
公開時間
1日2回各2時間
*午前の部:10時~12時(最終入場11:40)
*午後の部:13時~15時(最終入場14:40)
公開場所
*八ヶ岳自然ふれあいセンター受付にて公開場所までの地図をお渡しします。
*希少種の保護のため、公開場所までは約5分の徒歩移動をお願いします。
料金
*メコノプシス育成協力金としてお一人500円を徴収させていただきます。
予約
不要
*公開日・時間内での自由見学となります。
*公開場所が狭いため、10名以上の同時入場はご遠慮ください。
注意事項
*公開場所での飲食や喫煙およびペット同伴は禁止とさせていただきます。
*公開場所での植物等の採取は絶対に行わないでください。
*花が植わっている石組みの中、および立入禁止エリアには、カメラの三脚も含めて絶対に立ち入らないでください。
*混雑時は、入場制限および見学時間の制限を行う場合があります。管理者の注意・指示に従ってください。
問合せ先
清泉寮本館案内所 ℡0551-48-2626(受付時間9時~17時)
※ 私たちが大切に育てています。柵の中に入らずに、そっと見守ってあげてください。
※ 撮影の際は、望遠レンズでの撮影をオススメします。
※ 遊歩道は舗装されておりません。 お足元にお気を付けください。