清泉寮 清里開拓のシンボル
■清泉寮 本館
清里開拓の歴史と共に歩んできた清泉寮は1938(昭和13)年、後にキープ協会を創設するポール・ラッシュ博士によって日本聖徒アンデレ同胞会の青少年指導訓練所(清泉寮キャンプ場)として建設されました。1955(昭和30)年に火事で焼失しましたが、1957(昭和32)年に再建、以来、本館の赤い三角屋根は、清里のランドマークになっています。
本館玄関に掲げられているXマークは、聖アンデレというキリスト教の守護聖人にちなんだ十字架(聖アンデレクロス)で、赤い三角屋根とならんで清泉寮のシンボルです。2009(平成21)年には清泉寮新館が完成し、今ではどなたでもご宿泊いただける施設です。
本館前には1980(昭和55)年に建立されたポール・ラッシュ博士の銅像が、大好きだった富士山の方向を向いて立っています。銅像の前は四季をとおして記念写真を撮る人の姿が絶えません。清泉寮といえばソフトクリームを思い浮かべる人も多いでしょう。清泉寮ソフトクリームを食べながら、赤い三角屋根の背後に聳える八ヶ岳の景観を楽しむのは清里観光の一番の定番です。
■清泉寮 新館
宿泊研修棟として建設された清泉寮 新館は主にご宿泊者様向けの設備となっており、清泉寮新館レストラン、大浴場、新館売店などの設備が併設されております。歴史を積み重ねてきた清泉寮 本館のイメージを継承した木のぬくもりが感じられる建物となっております。
館内は基本的にご宿泊者様のスペースですが、お立ち寄りの方でも清泉寮新館レストランでのお食事(事前予約制)や新館売店、セルフクラフトプログラムをご利用いただくことができます。